あとひとつ柄を紹介し忘れてました
WTN-004 かぞく
おとうさんもおかあさんも、妹も、弟も、いろんな色とかたちになって動いてるんだなあー。
という柄です。生成り地に、色鉛筆柄はよくあいます。小さいトートバックにしました。
DMをつくりました。昨日届いたのでもう遅すぎて、あまってしまいそうです。
今日もがんばって減らします。
和歌山には、しあわせなくらしがのこっています。
家族を大切にしていて、仲良くて、穏やかで、やさしい気持ちの人がたくさんいます。
自然もたくさんのこっています。海も山もあります。
私はまだ引っ越ししてきて1年もたってませんが、たってないからこそ、
和歌山のいいところがよく見えます。
どんな場所にいても、テキスタイルから和歌山のしあわせなくらしを感じることのできるような布。
どんな世代にも似合う、誰が見てもしあわせな気持ちになることができる布。
100年たっても愛される布。
和歌山染工で作る布は、こういうものを作っていくのが自然だなと思いました。
その、最初の一歩として、まだまだ準備不十分で、内容的に未熟なところがあったとしても、
どれだけ心をこめて展示会をするかという所が重要になってくると考えています。
残された時間、精一杯、心をこめて準備しようと思っています。
原宿がご近所のみなさま、ぜひ一度のぞいてみてくださいね。
突然ですが、久々に、ネルの続きを。
今回は、とても大変で時間もかかると聞いていた、型替えの様子です。
次の柄が待ち構えています。
クレーンみたいなのを使って、1つづつ持ち上げて、1つづつ変えていきます。
3つ、移動させました。
増野さんは、刃を研いでいます。これが、技術がいるみたいなんです。
東出さんに話かけられても、研ぎます。
研ぎます。
この薄さ!
こちらは、後ろが終わって次は前を、3本かえます。たいへんです。
がんばってください!
合計6本替えおわったので、おつかれさまでした!
とおもったら、これからが1番しんどいところやでって。え?型替え終りましたやん。終わりでない??
なんと。。。ほんとに大変。
続きはまた今度!
あまり柄を出しすぎるとよくないことを、昨日はじめて知ってしまいました。
細かく説明しすぎてました。正直に。やってしまいました。
原画とかストーリーは、なんらかの形にして、見てもらえるようにまとめられたらいいなあと考えています。
もう半分は出してしまっているので、今回はすべてご紹介してしまいます。
WTN-004 デジタルフラワー2
WTN-007 RIVER
WTN-008 やまなみ
WTN-006 水面
WTN-005 静寂
これらの柄は、デジタルの表現に挑戦したもの、トレンドカラーを意識したもの、ちがう画材を使ったもの、
いつものスケッチそのままのもの、いろいろあります。どれも実験的です。
私の目標は、流行に関係なく、100年たっても愛される定番の柄を作ることです。
だから自分一人だと、トレンドにあわせたり、機械にあわせた作り方には挑戦していないと思います。
でもやってみると、それなりに柄になって、それを見て喜んでくれる人もいるし、表現の幅もひろがります。
会社で生地を作らせてもらうことは、ほんとうにありがたいことです。
ニット素材に対して、伸びる。柔らかい。やさしい。包み込む。そんなイメージをもちました。
ですので、そういうかんじになるような柄を選びました。
WTN-014 デジタルフラワー1以外のニットの柄を紹介します。
WTN-010 くも
寒い冬の空の雲は、グレーなことが多くて。
冷たい空気は澄んでいて、薄いイエローの日差しがうっすら雲間から見えた日の、スケッチからです。
原画、
WTN-011 たんぼ
一面のたんぼに囲まれた建物の中に入った次の日に描いた、スケッチからです。
原画
ゆがんでいるので、送りつけが大変でした。
でも、ゆがんでいるから、ニットにあうとおもったのです。
WTN-013 雨の音
雨のスケッチはよくするのですが、このときは音だけを聞いてかいてみました。
原画
WTN-015 みどりのじゅうたん
和歌山のジェラートやさんに連れて行ってもらったときに、
食べたところの足下に、ふわふわとした草がぎっしり生えていたときの柄です。
ブロッコリーではありません。
原画
これはスクリーンプリントでやってもらったので、ちゃんと色分解してもらったので、
原画とちょっと感じかわってます。
WTN-012 染玉
この柄のもとになったのは、会社のラベルデザインの最初の方で、
にじみながら染まる雰囲気のラベルを作るときにパソコンで描いたときのものを使いました。
制作途中のボツラベル。
ラベルでは使われなかったけど、こんなにニットと相性が良くなるなんて。
人生、どのタイミングで良い出会いがあるかわからない、ってことですね。
今日は、和歌山にくる前にできた柄の、紹介です。
WTN-002 もんきちょう
井の頭公園で目の前をもんきちょうがものすごいひらひらさせて目の前を飛んでました。
そのあとすぐにスケッチしたものからつくりました。
これは、傘にして展示しようとおもっているのです。
実物はまだ出来てないのですが、イメージとしてはこんな仕上がりになるはず。
原画。ほとんど、このまんまです。
WTN-017 プール
私は水の中が好きで、プールが好きでした。前に泳いでいる人のキックの泡がぶくぶくと見える時、
泳いでいる手を止めて、よく、泡に見とれてしまってました。
原画。ほぼ、このまんまです。
WTN-016 キラキラ
キラキラは、生き方も人柄も大好きな美容師さんと、一緒に仕事をして生まれた柄です。
毎日の暮らしにあるキラキラとした瞬間を、おすそわけする、というコンセプトで作りました。
コンセプトがしっかりあると、けっこうまよってまよってたどり着くこともあります。
さまようスケッチ。
だんだん近づくスケッチ
なんとかおちつく原画。ここからもいろいろさわりました。
美容師さんは、とっても素敵なコンセプトで、大阪で雑貨のお店もされています↓
なんばパークス5階にお店がありますので、ぜひいってみてください!