5冊のノートの次は、学生のときから1番使いやすかったサイズのスケッチブックにかえました。
例えば、台風の日の朝のかんじを1ページでいろいろためしてみて・・
2ページめで全面で描いてみる。
練習なしで、いきなり描いてみたりもたまにする。
こういう作業を、そのまま今も続けています。
今回の展示会用に作った「静寂」というなまえの生地も、365スケッチから作りました。
原図。
これは、いざ描こうとしてはじめたら、まったくなんにも浮かんでこなくって、
まだ入社したてで、部屋もシーンとしてて、
静寂の中でただただひたすら線を引いていたら、できた柄です。
だから、「静寂」です。この柄がこんなにはやく生地になるとは思っていませんでしたが、
この綿麻スラブローンの薄い生地にぴったりあいました。
毎日の中ででてくる模様は、いつどんなときに生地になれるチャンスがめぐってくるかわかりません。
だから、紙の中ではイマイチでも、
とんでもない絵ができても、
すごくいいのが描けても、
なんにも考えず、ただひたすら描いてみるというのが、365日スケッチです。
これからここでも少しずつ、紹介していきたいなとおもっています。
笑顔で。
そして、ネルのこといろいろ教えてくれた、東出さんも。
前回ブログに登場したときに、頭の上に手がのっている写真だったから、
かっこいい写真にもう一度再チャレンジしてみることになったのです。
あ!浜端さん。
浜端さんはいつも、写真うつりがお上手です。
もうすぐみなさんお帰りです。
おつかれさまでした!
彼女がまってるからね。って
写真を見せてくれました!
犬も、吉田さんも、かわいい!
がっつり見る。
下のほうも、しっかり見る。
素早く、もぐる。
素早く、出る!
少し笑顔で、見る。
光をかざして、見る。
そして・・・のぼる!
躍動的すぎます。体力いります。
かっこよすぎます、OBさんの、野原さん。
80歳こえているなんて信じられないです。
1週目しかお会いできなかったですが、
1つの仕事をずっと続けてこられた美しい背中を見ることができて感動しました。
美しすぎて、すいよせられるようにして展示を見にいってしまいました。
吉沼硝子さん。↓
係長の新井さん、写真を撮らせてもらってありがとうございました!
めっちゃ日本語が上手だったので、だいぶ話を聞いてから、
台湾の会社であることを知った、 MAGUS のAngelaさん。
いろいろ教えてくださってありがとうございました!
かわいい雑貨がたくさんです↓
私はブルーが好きなので、あまりにも美しかった焼き物に立ち止まってしまいました。
副島製陶所の、美智子さん。↓
HPがとてもかっこいい。
この筆に、ブルーの染料をたっぷりふくませて、毛のつけ根を手でにぎって、
手の握力の加減で、色を調節しながら、継ぎ足しなしで一気に書き上げるそうです。
とても集中力がいる仕事です。
そのすごみが、作ったものの美しさとなって、輝いていました。
違う業界でも、
思いのこもったものづくりをしている人とお話をすると、元気がでます。
みなさんありがとうございました!
前にちょこっと話題にあげました、365スケッチとは、私が今、挑戦しているとりくみです。
毎日1柄作り、365枚のテキスタイルをつくろうということです。
学生のとき1単位落としてしまい、3年生を2回過ごました。
そのときに、卒業制作のためになにか挑戦しておこうと思い、
「365手ぬぐいスケッチ」に挑戦しました。クオリティはさておき、
毎日書けばなんでもOKにしてました。寝る前に布団の上で書いたりしてました。
卒業して1年経ち、同じノートで、テキスタイルスケッチとして毎朝描くことをはじめました。
これらの取り組みが、365日スケッチの原型です。
5冊のノート。
最初の頃。地震だよって。見たものをそのまんま、書いてます。
そのうち、どんどん遅れてゆき、ノルマをこなすよなかんじになり・・
バイト先でしじみのかたちをしたくろいおまんじゅうをもらった日で、おわっていました。
300もいってないと思いますが、2冊使いました。
3冊目からテキスタイル全体で考えるようになって・・
4さつめ・・
5さつめ・・
と、だんだん柄として成立するようになってきました。