突然ですが、久々に、ネルの続きを。
今回は、とても大変で時間もかかると聞いていた、型替えの様子です。
次の柄が待ち構えています。
クレーンみたいなのを使って、1つづつ持ち上げて、1つづつ変えていきます。
3つ、移動させました。
増野さんは、刃を研いでいます。これが、技術がいるみたいなんです。
東出さんに話かけられても、研ぎます。
研ぎます。
この薄さ!
こちらは、後ろが終わって次は前を、3本かえます。たいへんです。
がんばってください!
合計6本替えおわったので、おつかれさまでした!
とおもったら、これからが1番しんどいところやでって。え?型替え終りましたやん。終わりでない??
なんと。。。ほんとに大変。
続きはまた今度!
がっつり見る。
下のほうも、しっかり見る。
素早く、もぐる。
素早く、出る!
少し笑顔で、見る。
光をかざして、見る。
そして・・・のぼる!
躍動的すぎます。体力いります。
かっこよすぎます、OBさんの、野原さん。
80歳こえているなんて信じられないです。
1週目しかお会いできなかったですが、
1つの仕事をずっと続けてこられた美しい背中を見ることができて感動しました。
今年最初のネルプリントです。
みなさん、あつまって真剣に見ています。
しっかり、見る。
見る
少しわらって、
しっかり、見る。
うしろまでまわって、
しっかり見る。
すごい見てます!!
両面なので、表も裏も柄がずれないようにするのはとっても難しいんです。
体力もいりますが、視力もかなり重要です。
生地が到着したら、染料をのせやすくするための薬品をつけます。
黄色くなります。
これを、したづけする、ってみなさんいってます。
下付け、だと思っていたら、お漬け物の「漬」でした。
顔料でプリントする場合は、洗うだけで白いままです。
吉田さんにいろいろ聞いていたら、生地が最後にきているのに上までいってしまいました。
ごめんなさい。
ひょいっとのぼって、
ぎりぎりセーフ。
よかった。
当社には、ローラーマシン捺染機が一台残っています。
当社発祥の加工であり、国内ではほとんど残っていない機械です。
年間に10日程度、6月に稼働しています。
お客様も、田村駒様からの注文だけになってしまいました。
両面ネル生地を使用したねまきが「花ふさネル」として販売され、昔とても人気がありました。
HPの、商品開発の歴史のページの真ん中の写真が、花ふさネルの写真です。
https://www.wsk.co.jp/contents/company/history.html
この写真は、マシンが動いてなかったときに撮った写真です。
銀色に輝くのは、重量のある銅ロールの型です。
この、博物館の展示物みたいに威厳のある機械が、今ばんばん動いてます。いろいろ話きいたり、写真もとったのですが、わかりやすく伝えるためにまとめるのには時間がかかりそうなので、少しずつお伝えしていこうとおもっています。お楽しみに☆