今日は、和歌山にくる前にできた柄の、紹介です。
WTN-002 もんきちょう
井の頭公園で目の前をもんきちょうがものすごいひらひらさせて目の前を飛んでました。
そのあとすぐにスケッチしたものからつくりました。
これは、傘にして展示しようとおもっているのです。
実物はまだ出来てないのですが、イメージとしてはこんな仕上がりになるはず。
原画。ほとんど、このまんまです。
WTN-017 プール
私は水の中が好きで、プールが好きでした。前に泳いでいる人のキックの泡がぶくぶくと見える時、
泳いでいる手を止めて、よく、泡に見とれてしまってました。
原画。ほぼ、このまんまです。
WTN-016 キラキラ
キラキラは、生き方も人柄も大好きな美容師さんと、一緒に仕事をして生まれた柄です。
毎日の暮らしにあるキラキラとした瞬間を、おすそわけする、というコンセプトで作りました。
コンセプトがしっかりあると、けっこうまよってまよってたどり着くこともあります。
さまようスケッチ。
だんだん近づくスケッチ
なんとかおちつく原画。ここからもいろいろさわりました。
美容師さんは、とっても素敵なコンセプトで、大阪で雑貨のお店もされています↓
なんばパークス5階にお店がありますので、ぜひいってみてください!
テキスタイルネット展では、RIVER の柄を展示します。
この一週間は、柄の説明をしていこうかなとおもっています。
まずは、本社のエントラス用に作った柄からのものをご紹介します。
これは柄番です→ WTN-001 あじさい
今の入り口の手前の柄です。
傘も、もっていきます。
もととなったスケッチ。
アクリル絵の具で、半円を重ねていって
3つのあじさいを。黄色をいれたりいろいろ試した結果、今の柄におちつきました。
WTN-014 デジタルフラワー1
あじさいのひとつ前の、入り口のディスプレイです。
後ろっかわの柄を、ニットでプリントしたものを今回はもっていきます。
これはそのまんま、花の写真で作ったコラージュの柄をまず作り、
そこから柄にあったデジタル加工を施したものです。
とにかく派手にしなきゃとおもって、こんなかんじの、とんでもなく詰め込む感じから始まりました。
ここから、よくいまのとこまで落ち着いたなあとおもいます。
人生どうなるかわからないものですね。
5冊のノートの次は、学生のときから1番使いやすかったサイズのスケッチブックにかえました。
例えば、台風の日の朝のかんじを1ページでいろいろためしてみて・・
2ページめで全面で描いてみる。
練習なしで、いきなり描いてみたりもたまにする。
こういう作業を、そのまま今も続けています。
今回の展示会用に作った「静寂」というなまえの生地も、365スケッチから作りました。
原図。
これは、いざ描こうとしてはじめたら、まったくなんにも浮かんでこなくって、
まだ入社したてで、部屋もシーンとしてて、
静寂の中でただただひたすら線を引いていたら、できた柄です。
だから、「静寂」です。この柄がこんなにはやく生地になるとは思っていませんでしたが、
この綿麻スラブローンの薄い生地にぴったりあいました。
毎日の中ででてくる模様は、いつどんなときに生地になれるチャンスがめぐってくるかわかりません。
だから、紙の中ではイマイチでも、
とんでもない絵ができても、
すごくいいのが描けても、
なんにも考えず、ただひたすら描いてみるというのが、365日スケッチです。
これからここでも少しずつ、紹介していきたいなとおもっています。
美しすぎて、すいよせられるようにして展示を見にいってしまいました。
吉沼硝子さん。↓
係長の新井さん、写真を撮らせてもらってありがとうございました!
めっちゃ日本語が上手だったので、だいぶ話を聞いてから、
台湾の会社であることを知った、 MAGUS のAngelaさん。
いろいろ教えてくださってありがとうございました!
かわいい雑貨がたくさんです↓
私はブルーが好きなので、あまりにも美しかった焼き物に立ち止まってしまいました。
副島製陶所の、美智子さん。↓
HPがとてもかっこいい。
この筆に、ブルーの染料をたっぷりふくませて、毛のつけ根を手でにぎって、
手の握力の加減で、色を調節しながら、継ぎ足しなしで一気に書き上げるそうです。
とても集中力がいる仕事です。
そのすごみが、作ったものの美しさとなって、輝いていました。
違う業界でも、
思いのこもったものづくりをしている人とお話をすると、元気がでます。
みなさんありがとうございました!
前にちょこっと話題にあげました、365スケッチとは、私が今、挑戦しているとりくみです。
毎日1柄作り、365枚のテキスタイルをつくろうということです。
学生のとき1単位落としてしまい、3年生を2回過ごました。
そのときに、卒業制作のためになにか挑戦しておこうと思い、
「365手ぬぐいスケッチ」に挑戦しました。クオリティはさておき、
毎日書けばなんでもOKにしてました。寝る前に布団の上で書いたりしてました。
卒業して1年経ち、同じノートで、テキスタイルスケッチとして毎朝描くことをはじめました。
これらの取り組みが、365日スケッチの原型です。
5冊のノート。
最初の頃。地震だよって。見たものをそのまんま、書いてます。
そのうち、どんどん遅れてゆき、ノルマをこなすよなかんじになり・・
バイト先でしじみのかたちをしたくろいおまんじゅうをもらった日で、おわっていました。
300もいってないと思いますが、2冊使いました。
3冊目からテキスタイル全体で考えるようになって・・
4さつめ・・
5さつめ・・
と、だんだん柄として成立するようになってきました。