サンゴ礁のとてもきれいな水槽を見ました。
とても雄大で、美しくて、
ずっと見ていられる景色でした。
その水槽は、自然の光を取り入れて、
水族館のすぐ前の海の水を毎日入れてあげて、
サンゴを大切に大切に育てていたのでした。
人間の立場から見ると、
めんどくさいなあと思うようなことでも、
ちゃんとサンゴの立場になって、
海の水をいれてあげる方を選択できる、
素晴らしい水族館です。
水族館からの愛を受けて、すくすくと育っている
水槽のサンゴは、まるで、もうすでに、
生地の柄になる準備ができているようにして、
水槽の中で生き生きと広がり続けていました。
完成品は、東京ギフトショー展示で☆
↓
http://www.giftshow.co.jp/tigs/82tigs/index.htm
水族館には、えさやりタイムというものがある。
いろんな魚が一斉に集まってきて、
真剣な眼つきでエサに群がり始める。
これこそ、水族館ならではの光景!
降ってくるエサを見つめる魚たちの
顔を観察しながら一匹ずつ作成し、
いろんな魚が一斉に集まるにぎやかさと、
エサ争奪戦のなんだかたのしい雰囲気を保った、
とにかく派手な生地を、作っている途中です。
完成品は、東京ギフトショー展示で☆
↓
http://www.giftshow.co.jp/tigs/82tigs/index.htm
スイスイ
泳ぐ
ペンギンは
これが
タテスクロールじゃなくて、
ヨコスクロールだったら、
泳ぐ感じが伝わりそう。
人になにかを伝えるのは難しいけど、
問題は、なにを描くかではなくて、
一つ前の気持ちのところにある。
壮快に泳ぐペンギンを見たときに、
私がどれだけ感動出来ていたかどうか。
感じることが先。
かたちは、あと。
最初の思いさえしっかりしていれば、
形や行動は何度でも修正できる。
どうもしっくりこないときは、
勇気を持って立ち止まり、
白紙に戻してイチから考えなおす。
最初の思いさえあれば、必ず大丈夫。
そう信じて、
今日もペンギンを書き直す。
すごく寒い日に、寒いなと思って作る。
金曜日にどんよりした気分で、作る。
すごい好きな人がいる時期に、作る。
作る時間があることの幸せを感じながら、作る。
私の仕事は、柄を作ることです。
私の柄は、私の生活がそのまんまでます。
いやな気分で過ごしていると、柄にでます。
寒いことしか考えてなかったら寒さが柄に出て、
好きな人のことばかり考えてたら恋する気持ちが柄に出て、
幸せだなあと思うことが多いと、幸せが柄に出ます。
今は、魚のことばかり考えているので、水族館の柄になります。
いやな気分で作った柄なんて誰もほしくないし、
私も作りたくないです。
私の仕事は、生活そのものです。
くらしがそのまんま仕事にでます。
ぜんぶ、つながっています。
毎日たのしくほがらかに暮らすことが、
いい仕事をするために1番大切なことみたいです。
せっかく作るんやったら、
たのしい柄つくりたいし、
おしゃれでかっこいい柄作りたい。
自分自身が心地よく暮らすことも、
仕事の一部なのだということが
最近しみじみよくわかります。