大工さんの新作できました。
生地什器。
両サイドの2本を支えるための柱を、
斜めにつけることで、
角柱の角が生地にぶつからないところがポイントです。
しかも角柱の角をすべてとってくれています。
これが、大工さんのやさしさです。
最後のひと手間をめんどうがらずに
心をこめてやると、美しいものができるんやな。
柱が美しいではないか。
大工さんいつもありがとうございます。
いろいろ手伝ってくれているCGの人が、
すごい便利なものを作ってくれました。
このパネル柄のデータが・・・
あっというまにこの状態。
すごい!なんと便利な!
これを縫製したら、傘になるんです。
しかも柄がちゃんとつながるようになっている。
可能性がひろがりましたよー。
柄つくるのがんばろうっと。
CG部ではインクジェットプリントの
微妙な色合わせを毎日やっています。
ほんとに微妙なんです。
ばっちり色をあわせにいっても、
ほんのちょっとの温度の差とかで
色がふれるんです。
その苦労を見ているから、
微妙な色の差のこだわりなんて
とってもちっぽけなものに感じてきます。
でもやっぱりその苦労を見てなかったら、
その微妙な色の差がめちゃめちゃ
気になっちゃうものなんですね。
今は作る作業を中心にしているので、
あまり部屋から出ないし、
人にもあまり会いません。
ネタもなくなってきたので、昔の課題のボツ作品をどうぞ。
文字を使った本を作るときの
アイデア段階でできた、セリフフェイス。
しゃべっている文字でつくった顔です。
よくありがちで、工夫がない、とおこられたので
本制作はぜんぜんちがうものになりましたが、
デザインは自由。楽しむところが重要です。
では、さようなら!
和歌山県の山
東京の世田谷区にある、
桜丘すみれば自然庭園という場所。
どちらも、負けずおとらずいい緑。
この公園は、他県から東京へ出てきて働くようになって、
世田谷に住むようにななった人が、ふるさとのように
ありのままの自然が残った公園を作りたいという
地域住民グループの思いから設立された公園です。
もともと豊かなみどりを知っているから
住んでいるところが変わっても
おなじようなみどりを作ることができる。
私は写真をとる程度にしか緑のことを知らなくて、
緑の中で暮らしたこともなくて、
だからこの公園のような緑の作り方は想像がつかない。
そしてこの離れた場所の写真が、おなじようにも見える。
何かを作ろうとおもったら、
結局自分の知っているものしかつくれない。
だからなにかを作るときは
なにを知るのか意識的にならないとなと
すみれば公園の写真から学びました。
桜丘すみれば自然庭園のブログ↓
とっても素敵な公園です。ザクロの木もあります。
こないだの、アレです。月です。
月が電球のようにくっきりまるくあかるくて、
水墨画のように雲が流れるように模様をつくっていました。
月がとてもよかっただけでなく、
雲がいいかんじにかぶってたから
美しかったのだと思う。
月には月の、雲には雲の役割があって、
空全体のバランスがちょうどよかったから、
美しかったのだと思う。
それぞれの役割。
なるほどな、と思った夜でした。